イベントレポート
2019.01.25(金)
次世代郊外まちづくり「健康セミナー ~いきいきとアクティブに暮らし、働き続けるために~」
次世代郊外まちづくりでは、「住民がいきいきとアクティブに暮らし、働き続けられるまち」 の仕組みづくりを推進したいと考えています。
2018年12月4日(火)その活動の一環として、健康の知識を得ると共に、地域でのさまざまな活動を知り、いきいきとアクティブに暮らし、働き続けるための課題やアイデア、まちに必要なコトをみんなで考えるセミナーを開催しました。
当日は地域の方を中心に20名ほどご参加いただきました。
次世代郊外まちづくりの方針や本会の主旨説明
青葉アーバンクリニック 三島千明先生による講演
地域活動の紹介
ストレッチ体操の体験
ワークショップ開催
各テーブルの意見発表
当日プログラム
1. 講話:なぜ、地域と関わり続けることが大切なのか?~医療介護の視点から~
三島 千明 氏〔医療法人プラタナス 青葉アーバンクリニック 医師〕
“人との交流頻度が低いと、認知機能が低下しやすい”“社会参加していない人は、認知症になりやすい”などのデータを基に、医療介護の視点から、地域に関わり続けることの大切さをお教えいただきました。
また、日本の社会参加の低さや、海外の事例などの紹介も踏まえ、自分と地域社会の関わりあいの必要性について正し情報を理解し、自分らしい社会参加のかたちを考え行動することが必要だとの示唆をいただきました。
2.地域活動の紹介
たまプラーザ地区で地域の方が中心となって進めている健康に関する活動をご紹介
- 連合自治会の取り組み/ウォーキングコースの取り組み
美しが丘連合自治会長 辺見真智子氏 - 老人会の取り組み
朋友会会長 濱村久猪氏 - 転倒防止セミナー
たまプラーザ商店会長 加藤芳範氏 - 健康ポスティング
合同会社あおばフレンズ 政野祐一氏 - ゆっくり筋トレ/ゆったりストレッチ
スポーツ推進委員 村田ちさと氏
3.ワークショップ
参加者のみなさんと「いきいきとアクティブに暮らし、働き続けるため」のヒントを考えました。
<ワークショップで出たご意見>
「いきいきとアクティブに暮らし、働き続けるために、今後、取り組んでみたいこと」
- 健康づくりの大切さを発信したい
- 日常的に運動したい
- 得意なことを活かしたい/地域で活動したい
- 地域や人とのつながりを持ちたい
- 老人会をもっと知ってほしい
「実現のために地域社会に何があったら良いだろう?」
- 地域情報を届ける手段が必要
- 地域参加と健康の相関を示せると良い
- 外に出るきっかけづくり
- 若い世代の参加や多世代の交流が大切
参加者の声~アンケートより
それぞれが独自で活動している状況を連動して活動する仕掛けがあるといい
既存グループを”まちづくり”に参加させるための在り方を工夫する必要がある
あまり活動していない人の意見もとれるようにしたらいいのでは
グラフの一つに、日本人が社会参加ワースト1なのがショックでした。学校で青少年
に知らせてあげて頂きたいと思います。小さいころからの教育は大切だと思いました。