イベントレポート
2014.05.02(金)
「第5回たまプラーザ桜まつり」に出展しました
桜が満開に咲き誇る4月5〜6日、美しが丘公園多目的広場にて「第5回たまプラーザ桜まつり」が開催されました。当日は強い雨が降ったりやんだりの不安定な天気でしたが、地域の方々が大勢集まり、春を予感させるに充分の、賑やかなお祭りとなりました。
イベントステージではダンスやゴスペル、体操、ダブルダッチなど、地域の団体が多数参加したステージが繰り広げられ、地元商店街や商業施設などからはたくさんのグルメ屋台や縁日が出店されました。広場を囲んだ歩道ではフリーマーケットも開催。大勢のお客さんで賑わう中、次世代郊外まちづくりもPRブースを出展しました。
老若男女が集まった次世代郊外まちづくりブース
ブースでは、地域の方々に次世代郊外まちづくりの取組みについて知ってもらえるよう、さまざまなコーナーを設置しました。
次世代郊外まちづくりは、2012年9月のキックオフミーティングを皮切りに、計5回に渡るまちづくりワークショップや、まちづくりについて学ぶ全8回のたまプラ大学、地域イベントへの出店など、たくさんの活動を行なってきました。そこで、これまでの活動を振り返るVTRを制作し、桜まつりで初上映しました。
今では当たり前のように地域の方々と繋がりがありますが、それもわずか1年強の期間で築かれたもの。こうしてたくさんのアクションが起こるに至った過程を改めて振り返ると、非常に感慨深いものがありました。ブースを訪れた地域の方々も、懐かしそうに、想い出話に花を咲かせていました。
次世代郊外まちづくりオリジナルの缶バッチを無料で作れる「手づくり缶バッチコーナー」は大人気でした。次世代郊外まちづくりのロゴマークや住民創発プロジェクト各団体のイラストが用意され、好きなものを選ぶことができます。所要時間はわずか数分と気軽に体験することができ、特に子どもたちが興味を持って参加してくれました。
活動に関わるたくさんの方々も「記念に」と作って、持ち帰ってくださいました。この缶バッチをつけてたまプラーザを歩く人たちが、今後見られるかもしれません。
住民創発プロジェクトの活躍を実感
ブースには、創発プロジェクト各団体のチラシコーナーが設置されていました。チラシのラインナップを見るだけでも、住民のみなさんの活動が活発になっていることが伺えます。
また、ブース前には回収缶(ペール缶)が置かれ、住民創発プロジェクトのひとつ、資源の循環を地域で試みる「たまプラ油田開発プロジェクト」が、廃油回収の呼びかけを行いました。たまプラ油田開発プロジェクトは、この春から廃油回収をスタートしています。廃油を持ち込んでペール缶に入れていく方もいましたし、回収が始まったことを知った参加者からは「ぜひ持ってきたい!」という声が多数聞かれ、盛り上がりを見せました。
住民創発プロジェクト発信のまち歩きイベント「街路樹マッピングパーティ」開催!
5日には、「交流の森プロジェクトチーム」と「たまプラフレンズ」の企画による「街路樹マッピングパーティ」が開催されました。
これは、スマートフォンのアプリを使って「オープンストリートマップ」という地図上にモデル地区内の街路樹をマッピングしていき、街路樹データを集めようというものです。このイベントの受付場所として、次世代郊外まちづくりのブースを利用しました。
お花見も兼ねた今回の企画には、町内外から20名以上の参加者が集まりました。スタート時には、ブースは人だかりができ、会場でも目立っていました。
取材班も参加させていただきましたが、桜並木で作業をしていると、通りかかった人から、かなり声をかけられました。「街路樹の調査をしているんです」というと、みなさん興味深そうにノートやスマートフォンを覗いていろいろとお話を聞いてくださいました。まち歩きを楽しむだけではなく、何か調査することで地域の方々との交流にも繋がるというのは、新しい発見でした。
オープンストリートマップに関しては、ITに詳しい参加者の中から、街路樹マッピング以外にも活用してみたい、という声が聞かれました。
ブースが、住民の活動と連携するスペースに
今回のブースの大きな特徴は、住民創発プロジェクトの告知やイベントのバックアップなど、住民の活動と連携するスペースになっていたことです。この1年で住民の活動がいかに活発になってきたか、住民創発プロジェクトが形になりつつあるかということが、目に見える成果として感じられました。
次世代郊外まちづくりは、地域の方々と連携し、ともに作り上げていくプロジェクトなのだということを改めて実感し、今後の展開がますます楽しみになった1日でした。