イベントレポート
2015.04.23(木)
「第6回たまプラーザ桜まつり」に出展しました
満開の桜がまちのあちこちで美しい姿を見せた4月4・5日の2日間、美しが丘公園多目的広場にて「第6回たまプラーザ桜まつり」が開催されました。合間で雨に降られるあいにくの空模様となりましたが、地域の方々が大勢集まり、例年以上の賑わいを見せる中、次世代郊外まちづくりは、毎年恒例となったPRブースを出展しました。
「次世代郊外まちづくり リーディング・プロジェクト2015」を発表!
この日、PRブースに展示パネルを掲げ、2015年度の6つのリーディングプロジェクトを紹介しました。これまでの活動を継続・拡充し、より具体的な指針を示しているのが今年度のリーディングプロジェクトの特徴です。
住民創発プロジェクトを発展させる形での「地域のエリアマネジメントに向けた仕組みづくり」や、昨年度まで実施してきた「家庭の省エネプロジェクト」から「地域のエリアマネジメントに向けた仕組みづくり」への発展プロジェクト、またこれまでの活動を継続して推進する「まちぐるみの保育・子育てネットワークづくり」「地域包括ケアシステム『あおばモデル』パイロット・プロジェクト」など、今年度も様々な活動を進めていきます。
また、企業社宅の再開発や公的資源の利活用にも言及し、横浜市と東急電鉄が協力して取り組んでいるからこそ、実現可能なビジョンもますます見えてきました。今後の展開が期待される内容に、多くの方が立ち止まって楽しそうにパネルを見ていらっしゃいました。
子どもたちに大人気の缶バッチコーナー
桜まつりは今年もとても賑やかでした。コーラスやダブルダッチ、フラダンスやゴスペル、キッズダンスなど、多彩な出演者が揃うイベントステージは今回も大人気です。雨のときでも、ステージ前は人だかりができていました。地元商店街や大型店による模擬店&縁日はバラエティに飛んだラインナップで、どれを食べようかと迷ってしまうほど。また、桜の植樹のための桜基金、東日本大震災の募金も、昨年に引き続き実施されました。
「次世代郊外まちづくり」のテーマカラーであるピンク色の横断幕が目を引くPRブースには、オリジナル缶バッチが無料で作れる「缶バッチづくりコーナー」が今年も設置されました。缶バッチは赤、青、黄緑、ピンク、黄色といったさまざまな色とさまざまな図柄を選ぶことができます。誰でも手軽につくれるとあって子どもたちに大人気で、ときにはブースをはみ出るほどの列ができていました。また、缶バッチを作った人には次世代郊外まちづくり通信と駄菓子をお渡しし、こちらも子どもたちに喜ばれていました。
ますます活気づく住民創発プロジェクトの数々
PRブースの一角に設けた住民創発プロジェクトの紹介コーナーには、たまプラ油田、NPO法人森ノオト、株式会社たまプラーザぶんぶん電力が出展しました。たまプラ油田は、廃油回収の呼びかけに加えて、昨年度の活動報告を展示していました。それによると、昨年度の年間廃油回収量は637kgに及んだそうです。着実に地域に根付いていっていることが実感できる、とても嬉しい報告でした。
NPO法人森ノオトは、昨年、クラウドファンディングで資金を集めて制作した本「たまプラーザの100人」を販売しました。また、株式会社たまプラーザぶんぶん電力は、ソーラークッカーの手作りキットと、豆電球を使ったアクセサリーを販売しました。資金を集めるためにグッズを考えていたところ、思いついたという豆電球アクセサリー。女性らしい発想でとてもかわいらしく、たくさんの方に気に入っていただきました。
チラシコーナーには、さまざまな取り組みの紹介やイベント案内のチラシが置かれていました。住民創発プロジェクトの支援期間が終了したあとも、個々のプロジェクトの活動は活発に続いています。チラシに描かれた生き生きとした様子からも、しっかりと地に足をつけて、楽しみながら活動していることが伺えました。
まちに、より自然に馴染み始めた「次世代郊外まちづくり」
これまでは、イベントなどに出展する場合、次世代郊外まちづくりの取り組みをまずは知っていただく意味合いが強かったように思います。しかし今回は、まちを構成する要素の一部として、自然と受け入れられているように感じました。繋がりのある住民の方々はブースに寄って声を掛け、近況を報告しあっています。顔見知りの方も、そこかしこにいます。次世代郊外まちづくりのことを認識している人が大勢いる、それが、とても自然な光景に感じられました。
プロジェクトの有り様も、年を重ねるたびに変わっていきます。すっかりお馴染みとなったイベント出展の様子からもそんなことが伝わってきて、これまでの次世代郊外まちづくりの歩みを振り返る、良い機会となりました。
2015年度の次世代郊外まちづくりはどのように展開されていくのでしょうか。発表となったリーディングプロジェクトと、ブースに集う人々の様子を見ながら、近しい未来がとても楽しみになった1日でした。