イベントレポート

2013.12.21(土)

美しが丘カフェ ポットラックパーティーが行われました

12月9日(月)、たまプラーザ テラスのリンクプラザ4階にある「たまプラーザ地域ケアプラザ」の多目的ルームで、「美しが丘カフェ」が開催されました。

 

「美しが丘カフェ」は月に1回、主に美しが丘中学校を拠点に、勉強会や体操、イベントなどの活動をしているグループです。子育て世代のお母さんたちが家庭内で子どもと1対1の関係だけで過ごすのではなく、外に出て地域の人とつながることで、地域ぐるみで子どもを温かく見守っていける関係性を築いていくことを目指しています。

 

美しが丘カフェに集まる人たちは料理上手が多いこともあり、夕飯のレシピなどの情報交換をすることは日常茶飯事。今回はいつもの美しが丘中学校から会場を変え、地域で長く自治会等の活動をしている方や、住民創発プロジェクトの他のメンバーにも声をかけ、内容もいつもよりゴージャスに盛大なポットラック(持ち寄り)パーティーとなりました。

 

 

この日は、朝9時からメンバーたちが地域ケアプラザに集まり、会場のセッティングを始めました。テーブルやイスを並べ、クロスを敷いてキャンドルのついたお花を飾ると、クリスマスらしい華やいだ雰囲気になりました。会場となった多目的室には調理場が隣接していて、みなさんは手際よく料理を盛りつけ、受付の準備をし、子どもの遊び場をつくり……会場の隅々まで細やかな配慮がなされていました。

 

11時。参加者が続々と集まってきました。持ってきたお料理の包みを開けるたびに「わ〜素敵!美味しそう!」「これはどうやって作ったの?」と楽しそうな声が次々と飛び交っていました。

 

 

代表の関哉子(せきかなこ)さんから始まりの挨拶があり、メンバー紹介をして、みんなで乾杯!

 

テーブルの上には参加者の皆さんが持ち寄った自慢の手料理が所狭しと並びました。美しが丘カフェ恒例のコーヒー・お茶コーナーからお好みの飲み物を選び、バイキング形式で好きな料理を自由に取って食べながらの歓談タイムです。

 

 

参加者は自己紹介をして、持ってきた料理の説明をしました。例えば、ご自宅になっているゆずを使って毎年手づくりしているというクッキーは、この季節ならではの甘酸っぱい風味にあふれていて、ほろほろとした口溶けでプロ顔負けの美味しさ。ほかにも、食べやすくカップに入ったきのこ焼きそばや肉おむすび、ボリューム満点のスペアリブ、卵とミルクのハーモニーが絶妙なプリン、青汁入りの色鮮やかな蒸しケーキなど、どれも創意工夫にあふれた素晴らしいお料理の数々に、お腹もいっぱい、会話もはずみます。

 

来ていた人たちは老若男女。世代も様々でしたが、地域のいろんな団体に参加して、多才に活動している方が集まってきていました。もちろん、いつもの顔なじみの人もいるのですが、「初めまして」の方や飛び入り参加の方もいらっしゃって、お料理を楽しむだけでなく、お話をしたり名刺交換をしたりと新たな交流が生まれた時間でした。

 

 

その後、スライドを使って美しが丘カフェのこれまでの活動紹介がありました。地域子育て支援から始まった活動は、ダブルダッチ(2本の縄を使って跳ぶ縄跳び競技)やヨガ、体操、美味しいコーヒーの入れ方講座など、まちぐるみでの健康向上や文化を醸成する様々な取り組みに発展していきました。こうした活動実績があったからこそ、多世代が支え合う元気で豊かなコミュニティの実現を目指す取り組みとして認定されたのでしょう。

 

 

宴もたけなわになると、テーブルを飾っていたクリスマス用のフラワーアレンジメントやお菓子などの景品をめぐってのジャンケン大会が始まりました。手に汗にぎる真剣勝負に、会場は大盛り上がり! 最後には林月子さんの演奏でクリスマスソングを歌ったり……と楽しい時間はあっという間に過ぎ、お開きの14時を迎えました。

 

この日は40名近い参加者が集まったそうです。関さんは「地域で活動していると、民生委員や小中学校のPTA役員など、それぞれのグループの中でのつながりはできますが、他のグループとのつながりって持ちにくいんですよね。今回、いろんな活動団体から参加してくださる方があって、地域のグループ同士をつなぐ役割が実現できたことが嬉しいです!」と話してくださいました。

 

人と人とのつながりの架け橋となっている「美しが丘カフェ」。来年の活動も楽しみです。

 

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