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イベントレポート

2021.02.10(水)

元石川高校「アントレプレナーシップ」授業で高校生が「まちづくり」について考えました

神奈川県立元石川高校では、2年生の選択教科の一つとして「アントレプレナーシップ(以下、アントレ)」を開講しています。「アントレ」は、これからの社会をたくましく生きる力を醸成することを目的とした同校独自の授業。教員だけでなく企業、大学、地域とも連携しながら、年間を通して様々な実践課題に取り組んでいます。

次世代郊外まちづくりでは、2018年度からこのアントレ授業に参加。今年は「どうすればまちづくりの情報を『次世代郊外まちづくり通信』で高校生に届けられるか」また「高校生がまちづくりに参加するには」という課題に取り組んでもらいました。

8月25日(火)の初回授業では、私たち、横浜市・東急の担当者から「次世代郊外まちづくり」の活動内容とお題のご説明を行いました。生徒のみなさんは、7班に分かれてお題についての考察を開始。9月1日(火)には次世代郊外まちづくりの活動拠点であるWISE Living Labなどを訪れ、直接まちづくりの現場を視察しました。

10月6日(火)に第1回中間発表が開催され、各班、課題の設定や課題解決のための骨子などプレゼンテーションを実施。横浜市・東急の担当者から提案内容への改善点などアドバイスを送りました。さらに11月24日(火)には第2回中間発表が開催され、1回目のアドバイスを受けて、ブラッシュアップされた案のプレゼンテーションを行いました。
QRコードなどの具体的な提案から、まちづくりの枠を超えた商品開発のアイデアまで生まれました。

そして迎えた最終発表会では1月26日(火)、28日(木)の2日間、1チーム7分という限られた時間のなか、プレゼンテーションしてくれました。実際に、商店街へまちづくりについての取材を行うチームも多数見られ、どのチームも具体的な解決策まで落としこまれた提案に、私たちも驚くばかりでした。さらにプロモーションや紙面デザインのモックアップ(試作品)も多数提示してくれました。

アントレ授業を通じて、私たちも多くの気づきや学びを得ました。ご提案いただいた内容を今後の活動の活かしていければと思っています。

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