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イベントレポート

2023.03.23(木)

元石川高校「アントレプレナーシップ」授業で高校生が「エシカル」について考えました

神奈川県立元石川高校では、2年生の選択教科の一つとして「アントレプレナーシップ(以下、アントレ)」を開講しています。「アントレ」は、これからの社会をたくましく生きる力を醸成することを目的とした同校独自の授業です。教員だけでなく企業、大学、地域とも連携しながら、年間を通して様々な実践課題に取り組んでいます。
次世代郊外まちづくりでは、2018年度からこのアントレ授業に参加。今年度次世代郊外まちづくりが取り組む「脱炭素社会に向けたライフスタイルの提案」の一環として、「高校生が考える ひろがるAOBAエシカルライフ!」というテーマで、青葉区からエシカルライフをひろげるにはどうすればよいかという課題に取り組んでもらいました。
2022年7月19日(火)の初回授業では、横浜市、東急、石塚計画デザイン事務所の担当者から「次世代郊外まちづくり」の活動内容と課題の説明を行いました。生徒の皆さんは、10班に分かれ、今回のテーマである「エシカル」というキーワードをどう捉えるのか、など活発な意見交換を早速始めていました。その後、学外講師による講義や夏休み期間の自主取り組みテーマなどを踏まえ、10月14日(金)には各チームで3つずつ考えたプランの素案を発表する中間報告を実施。プラン作成にあたっての質問や悩んでいることなどについて次世代郊外まちづくりの担当者から生徒さんにアドバイスを行いました。
11月25日(金)、30日(水)の2日間には中間発表が開催され、中間報告を踏まえて設定した課題設定や課題解決のための具体的な取り組みなどについて、各班が2つのプランにしぼったプレゼンテーションを実施。それぞれが考えたエシカルの定義や、高校生ならではのイベントの企画など、各班の個性が反映された様々なアイデアを聞くことが出来ました。最終発表に向け、次世代郊外まちづくりの担当者から講評を行い、各班から提案された内容や発表方法の改善点などについてアドバイスを送りました。

そして迎えた2023年2月8日(木)、アートフォーラムあざみ野のホールにて、各班がこれまでの授業を通して導き出したひとつのプランを提案する最終発表会がありました。提案では、高校で排出される大量の不要紙に着目し、文化祭で使用する紙袋として再活用するプランや、部活を通して地域のつながりをつくっていくプランなど高校生ならではの視点で取り組んだ班がありました。ほかにも、地産地消・フードロス削減・空き家活用などをキーワードに青葉区の資産や課題解決に取り組むカフェやイベントを企画したプランを発表する班があり、「エシカル」という難しいテーマを多様な解釈で捉えた素晴らしい発表を聞くことができました。また、10班それぞれがプランに合わせ、地域住民の日常風景を劇に取り入れたり、推し活のぬいぐるみの試作品を作成したりと個性的な発表を行い、その完成度の高さに我々担当者も感心するばかりでした。

この発表を受け、2月11日(土)には次世代郊外まちづくり「田園都市からはじめる ゼロカーボンフェスタ」にて2つの班による提案発表をしていただきました。
今回のアントレ授業を通じて、課題に取り組んだ高校生の皆さんだけなく、担当者一同が「エシカル」というテーマの多様性や可能性について学ぶことができ、「脱炭素社会に向けたライフスタイルの提案」に取り組むためには地域住民、企業・団体、行政、学校など様々な主体との連携が重要であることを改めて実感することができました。ご提案いただいた内容は今後のまちづくり活動を行う際に参考にしていきたいと考えています。

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