イベントレポート

2025.09.19(金)

第34回「子育てタウンミーティング」が開催されました

 2025年7月29日(水)、横浜市たまプラーザ地域ケアプラザで第34回「子育てタウンミーティング」が開催され、地域で子ども・子育てに関わるさまざまな組織、団体、学校などから30人のメンバーが参加しました。

 前半では地域で子ども・子育てに関わる行政、訪問看護、施設の方々によるそれぞれの取組やこの地域の特色についてお話しがありました。青葉区役所子ども家庭支援課・ソーシャルワーカーの川口さん・土田さんからは、データをもとに青葉区・美しが丘地区の子育ての現状についてお話しがあり、青葉区全体では0歳児の人数が年々減少傾向にあることや第一子を35歳以上で出産している方の割合が高いという特徴が紹介されました。また、地域で訪問看護事業を行う「田園都市子育てナースステーションかなえ」石井さんからは、訪問看護サービスの紹介や看護の実態、子育てを担う保護者や子どもへのサポート内容についてお話しがありました。最後に、横浜市たまプラーザ地域ケアプラザの糸川所長から取組の紹介、施設を利用される子育て中の方の傾向として、情報過多による悩みや転入してくる子育て世帯の方が行き場を求めていることなどについてお話しがありました。

 後半のグループワークでは、前半でお話しされた方が順番に各グループに入り、参加メンバーによる質疑応答や意見交換を行ったあと、各グループで内容の発表を行いました。「この地区では育休を取っている父親が多い(父親の子育て参加率が高い)が、一方で家庭内で頑張ってしまい地域に頼らず孤立につながってしまう傾向がある」、「医療、病気、というと大げさなイメージになりハードルが高くなってしまうが、訪問看護の存在を必要な人に届く、知ってもらえるといい」といった投げかけがありました。その後、参加された多様なメンバーによる自己紹介や、それぞれの活動、「まちぐるみの子育て」との関わりについてお話しをいただきました。参加者からは「地域の方が子どもたちに力を注いでくださっていることを実感できた」、「たくさんの支援員やボランティアの方が子どもに関わっている地域という印象」、「この場で勉強したことを学校や園に持って帰って、発信していきたい」といった声があり、「子育てタウンミーティング」を通して地域で「顔の見える関係性づくり」を体感いただく機会となりました。

 「子育てタウンミーティング」は、2021年度から地域メンバーが主体となって運営・開催しており、今年度は11/16(日)に「ファミリーリソースプロジェクト」、及び同ミーティングの開催を予定しています。

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