イベントレポート
2013.07.12(金)
地域の節電・省エネ意識向上を目指して、 「家庭の節電プロジェクト」を実施
連日続いた雨から一転、梅雨の晴れ間となった6月22日(土)、たまプラーザテラス ステーションコートにて、「家庭の節電プロジェクト」の告知イベントが開催されました。
この「家庭の節電プロジェクト」は、これまでのワークショップや各部会での検討内容を踏まえて、まちづくりのビジョンとして取りまとめた「次世代郊外まちづくり基本構想2013」のリーディングプロジェクトの一つ。地域全体の節電・省エネ意識の向上と、地域経済の活性化を目的とし、7・8・9月の3カ月間、各ご家庭で節電活動に取り組んでいただくというもの。対象は、美しが丘1・2・3丁目にお住いの方で、節電の達成状況に応じて、たまプラーザ駅周辺の商業施設や商店街で使える地域通貨「次世代郊外まちづくり」ポイントがプレゼントされます。
自転車をこいで発電!電気を作るのって、こんなに大変
イベントでは、たまプラーザテラスの駅前広場、ステーションコートに、「次世代郊外まちづくり」のテントブースを設け、訪れた人々に「次世代郊外まちづくり」のさまざまな活動や、「家庭の節電プロジェクト」の内容をわかりやすく説明した冊子「次世代郊外まちづくり通信」を配布。みなさん、快く手に取ってくださり、なかには、「家庭の節電プロジェクト」に興味を持って、質問やご意見をくださる方もいらっしゃいました。
プロジェクト協賛であるイッツ・コミュニケーションズ株式会社(以下イッツコム)が同時に設けたブースには、「イッツ・こぐ」と名づけられた自転車発電の体験コーナーが設けられました。自転車を約13分こいで発電した電気は、冷房を1時間停止した電力に、約14分こいで作った電気は電灯を1時間消した電力に相当するのだとか。参加された方からは、「電気を作るのって、こんなに大変! 実際に自分で電気を作ることで、普段なんとなく使っている電気のありがたみを実感した」との声が多く寄せられました。また、自転車発電で抽選器が動き、景品がもらえるコーナーはお子様に大人気。みんな、汗だくになって自転車をこぎ、発電の大変さと節電の大切さを肌で感じてくれたようです。
はぐむちゃん、のるるん、コムゾー、パッチョ、エネゴリくん、大集合!
イベントの目玉として、11時、13時と15時の計3回、東急グループのマスコットキャラクター、はぐむちゃん、東急線のマスコットキャラクターのるるん、そして、家庭の節電プロジェクトに協賛しているイッツコムのコムゾー、東京ガスの火ぐまのパッチョ、ENEOS(JX日鉱日石エネルギー)のエネゴリくん、この5人(?)のマスコットキャラクターたちが、たまプラーザテラスに一堂勢揃い。5人が揃って現れるという、滅多にない機会に、子供はもちろん、大人も大興奮で、マスコットの周りには、あっという間に人だかりが。「かわいい!」「写真撮りたい!」「触りたい!」との歓喜の声とあふれる笑顔に満たされ、楽しく賑やかな交流となりました。
また、たまプラーザテラスのフェスティバルコートでは、青葉区による「みんなで楽しく学べるエコイベント」が開催。自然エネルギーについて学べる講座や、ホームエネルギーマネジメントシステム(家庭内エネルギー管理機器)HEMSの展示、区民団体「あおば発エコ大作戦実行委員会」 によるソーラークッカーの展示などが行われ、いっしょに節電気分が盛り上がっていました。
当日は蒸し暑く、日差しが厳しい時間帯もありましたが、たまプラーザテラスには多くの人々が集い、「家庭の節電プロジェクト」のことを知ってもらういい機会となりました。なかには、「プロジェクトの対象外に住んでいるので、参加できないのが残念。今後は、対象地域を広げて欲しいですね」(新石川在住・40代・女性) 「節電や省エネの必要性は理解していますが、日々の生活では、なかなか実践できないことも。こういうイベントがあると、『あっ!やらなきゃ』と意識が芽生えるので、定期的に実施してもらえると、ありがたいですね」(あざみ野在住・50代・男性)との声もいただき、節電への高い意識が感じられたイベントとなりました。