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イベントレポート

2023.11.29(水)

桐蔭学園中等教育学校2年生と「まちづくり」について考えるワークショップを実施しました

 次世代郊外まちづくりでは、まちづくりの活動を次世代につなげるため、これまでさまざまな学校と連携しています。今年度も桐蔭学園中等教育学校と連携し、2年生を対象に「まちづくり」をテーマとした課題に取り組む授業を実施しました。
 10月14日(土)の初回授業では、第1ステップとして「まちづくり」について学ぶための授業を実施。横浜市から『横浜市のまちづくり』、東急から『郊外住宅地における東急のまちづくり』、そして石塚計画デザイン事務所から『まちづくりの事例』についてそれぞれ説明を行いました。講義の中で出てきた「地域の助け合い」「持続可能な住宅地」などのキーワードから、中学生の皆さんが「まちづくり」についてどう思ったかをまとめていただき、次回のワークショップに向けた学びの場となりました。

 10月16日(月)の授業では、初回授業を踏まえた第2ステップとして、『中学生が参加したくなる!新しい‟まちの活動“をつくってみよう』をテーマに、気づきやアイデアを膨らますワークショップを実施。学年全体約300名の生徒が体育館に集まり、個人ワークやグループワークに取り組みました。

 生徒の皆さんは、『中学生が参加したい・参加したいと思わない‟まちの活動”とはどんなものだろう』という投げかけに対しふせんを使って各自の意見を出し、グループ内で共有。共有し合った意見を参考にしながら、『中学生が参加したくなる新しい‟まちの活動“を考える』ためのグループワークを行いました。例えば「どんなことをするのかわからない」「楽しそうじゃない」といったこれまでまちの活動に参加したくないと思った理由を、どうしたら解決できるのかという視点で活発な意見交換が行われました。最終発表では、「SNSで情報発信をする」「有名人を呼ぶ」「高齢者と若者が交流できる場にする」などたくさんのアイデアが生まれ、中学生が参加したくなること=子どもから大人まで「参加したい」と感じられる活動になるという気づきを得たグループもいました。
 生徒の皆さんには、自分が通う学校周辺の地域で起きている「まちづくり」について学び、実際に「まちづくり」を考える体験を通じて、中学生もまちの重要なメンバーの一員であるという想いを感じていただけたのではないかと考えています。今後も学生など若い人にもまちに関心をもってもらえるように、様々な活動を通して次世代郊外まちづくりの取組を推進していきます。

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