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イベントレポート

2025.01.23(木)

公共空間活用実証実験「次世代郊外まちづくり パークフェスタ in クリスマス」を実施しました

 12月15日(日)、たまプラーザの美しが丘公園にて、「パークフェスタ in クリスマス」を実施しました。次世代郊外まちづくりでは、公共空間活用を通して、まちの担い手創出に向けた取組の推進や仕組みづくりを目指しています。
 その取組みの一環として、2022年度は「パークフェスタ~田園都市で暮らす、働く、楽しむ~」(※1)を開催し、2023年度は、次世代郊外まちづくりに関わりのあった地域の方々と一緒に、これまでの活動を振り返りながら、今後について意見交換を実施しました。
 それらを踏まえ、2024年度は、「まちづくりの活動を考える」プロジェクト(※2)を開始し、公共空間の活用アイデアを考えるワークショップの実施や、地域で実際にイベント運営の活動している方々に現在抱えている課題などのヒアリングを行いました。

「まちづくりの活動を考える」ワークショップの様子

 そこで得た意見をもとに、公共空間活用と地域課題の解決を目指す実証実験「パークフェスタ in クリスマス」を一般社団法人たまプラーザ中央商店街が主催する「軽トラ元気市」とコラボレーションで実施しました。
 今回の実証実験では、公共空間の活用を通じたステージの設営・運営に関する検証を行い、事前のヒアリングから出た、ステージの大きさや高さ、設営方法、保管方法、また出演者の運営や公園使用に関する手続き等に関する意見をもとに使用するステージのサイズや資材の検証と出演者の募集や管理、公園手続きの仕組み化に取り組みました。
 実施に向け、ステージは事前にWISE Living Labで施工・仮組・保管を行い、「自分たちで組み立てられる」ことを目指し作業に必要な人数や手順について地域の方と一緒に確認し、併せて公園使用に関する手続きやステージ運営に向けた準備を進めました。

WISE Living Labでのステージ仮組の様子

 社会実験当日は次世代郊外まちづくりメンバーを中心に保管場所から美しが丘公園へステージ資材を運搬し、その後専門業者の手を借りながら、その場でステージをくみ上げていき約2時間程で完成しました。ステージイベントは地域の方によるダンスや音楽など5組の団体が出演し、終了後はステージを解体し、撤収・保管作業等を行いました。

美しが丘公園でのステージ設営の様子

完成した「パークフェスタinクリスマス」のステージ

 また、今回のステージ出演者や当日おとずれた方々からアンケートをとり、出演にあたってのボランティア参加についての考えや実際にステージでパフォーマンスをした感触、企画全体などについて意見を集め、「ボランティア協力も検討できる」「ステージがしっかりしていた、高さ、メリハリがあってよかった」「これからも続けてほしい」などの回答がありました
 今後は、今回の社会実験で得た知見やノウハウを活かし、地域主体によるステージ運営の仕組み化を検討していきながら、次世代郊外まちづくりのテーマである「田園都市で暮らす、働く、楽しむ」の実現に向けた取組を進めていきます。


(※1)2022年度の取組
次世代郊外まちづくりパークフェスタを開催しました | 次世代郊外まちづくり

(※2)2024年度の取組
公共空間や公共用地を活用したまちづくりの活動を一緒に考えませんか? | 次世代郊外まちづくり

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